読了。
本のタイトル通りに「休む技術」を求めて・・・
もくじ
暮らしをゆるめてこまめに休む技術
からだをゆるめて休ませる技術
上手に休んでパフォーマンスを上げる技術
人間関係を休む技術
「やらなきゃダメ」を休む技術
気になった
気合を入れるよりも「とりあえずなにかする」こと
休みに対する「期待感」を、1年を通して継続的かつ自覚的に用意していくこと
眠りの質を上げるために、やっていいこと、いけないこと
瞑想で気持ちをリセット
体力や健康状態を無視した無茶な練習を続けていると、突然うつに陥ることもなくはない
「メリ」には「ハリ」を、「ハリ」には「メリ」を
疲れている自覚がなくとも1時間に5〜10分は休憩をする
人間関係は色々、距離のとり方も色々
失敗を怖れてしまう心理を背景とした頑張りは、自分を精神的に追い詰めることがほとんど
「仕事をしていれば安心」は「休んだら不安」の裏返し
誰からも責められていないのに「自分だけ休んでしまって、自分勝手な人間だなあ」と思ってしまうとしたら、自分を責めすぎではないか
感想
石原加受子さんの『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』を読んだ時と同じような感想なのですが「自分を許す」「休んでもいいということを認める」というのがポイントになりそう。
疲れてしまう人というのは、総じて自分を追い詰めすぎなのかもしれませんね。
それを「もう少し楽に考えてもいい」と脳で考えるのではなく、体系的に「こういう時には休むといい」「こういう心理の時はこういう状況になっています」というのをわかりやすく解説しているいい一冊。
キュウキュウな世の中では「休む」とか「力を抜く」というのも技術の一つなのかもしれません。
しかし、なんでこんなに生きにくい世の中になってるんだとw
ちょっとそんなことを思ってしまいました。
もっともっと人間は単純に生きてもいいのかもしれませんね。