bokutachi

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう。人生は二回生きられる」などもそうなのですが、最近自分の中で「働き方」に関しての疑問がふつふつと上がってきているのでともかく働き方に関しての本を読んでいます。

そしてこの本はとても興味深かったです。良書。
なぜ自分はその給料なのか?など根本の部分から考え直させてくれます。

 

もくじ

しんどい働き方は根本から変えていこう

僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?

僕たちは、「利益」のために限界まで働かされる

僕たちは、どうすれば「高い給料」をもらえるようになるのか?

年収1000万円になっても、僕たちには「激務」だけが残る

僕たちが目指すべき「自己内利益」の増やし方

僕たちは、どういう「働き方」を選択すべきか

働き方を変えて、生き方を変えよう!

 

気になった

労働力の価値

給料は成果を出しているかどうかで決まるわけではない

絶対的余剰価値には限界がある(労働力をレンタカーで例える話。分かりやすい)

「消費者が斬新さを感じなくなった」「みんなが使うようになった」のではなく「商品の価値が低下した」

労力をかけずに高い給料をもらう

残業代では豊かになれない!

「もっと上」を目指した結果残るのは、激務

「激務かドロップアウトか」「0か100か」というオール・オア・ナッシング思考ではなく、別の道があるのではないか?

精神的苦痛を感じない仕事

「楽しい仕事」というのは「興味を持てる仕事」のこと

「過去の積み上げ」が評価されにくい仕事

「資産を作る仕事を、今日はどれだけやったか?」

 

感想

これはものすごくしっくりきました。

働いている上で気になる

「会社はもっと自分にお金をくれてもいいのではないか?」
「どうして残業ばかりが増えるのか?」
「苦労を減らしたけども仕事をしないで不労所得を得るというところまでもっていけない」
「楽しい仕事に就きたい」

といったような代表的な問題に応えてくれます。
働く上での資産の作り方という考え方も面白く、社会人の方にはぜひとも見ていただきたい一冊です。

で、あとは日々の仕事・生活に対していかに意識的に取り組めるかなわけです。
頑張ろう。