【営業の思考法、コツがつかめる】営業と詐欺のあいだ/坂口孝則


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営業と詐欺のあいだ (幻冬舎新書)

知り合いに「面白いよ」と言われ読む。
タイトルは「営業と詐欺のあいだ」となかなかの仰々しさですが、読んでみると人の心をつかむ手法が書いてあって楽しんで読めました。

 

もくじ

第一章 交渉術 ー世界一のセールスマンが考えているたった一つのこと

第二章 コールドリーディング

第三章 ウェブ販売・コピーライティング・マーケティング

第四章 悪質商法・押し売り ー最高の知性が罠にかかるとき

第五章 マインド・コントロール ー洗脳天国、幸福はいつも未知なもの

第六章 撃退法 ー売り手はあなたを知的ゲームに誘っている

 

気になった

あなたにしのびよる一流セールスマンが伝えること「メリット」「信頼」「価格」

買い手は相手の商品がどれほど素晴らしいかにはまったく興味がない。

この商品は自分をいかに輝かせてくれるだろうか(に興味がある)

お客のセンスを褒める

人間は自意識の中で生きています。自分のことにしか興味がなく、しかもどこか自分が不幸だと思っている。

売れる商品は解決策型

単純な悪意から発した詐欺であれば避難することは簡単。でも「世の中を変えたい」と真剣に考えているほどそのような手法をとりがち

「カネで愛や友情は買えるのか」という質問が時に空しいのは、単にその質問者のまわりにそのようなものは「売っていない」だけだから

 

感想

めちゃくちゃ面白かったです。
「営業と詐欺のあいだ」というタイトルですが個人的に心を奪われたのは、営業(あるいは詐欺)がどのようにして人の心を掴んでいくのかというそのプロセス。
「人は自意識の中に生きている」「この商品は自分をいかに輝かせてくれるだろうかにしか興味がない」という部分などを読んでいくと、営業としてやるべきこと、どのようにして言葉を紡いでものを売っていくのかというコツが分かるような気がします。

この前提を知っておくのはとても重要なこと。知っておくことで、しばし営業の現場として出くわす光景「販売する側」と「販売される側」の心理のミスマッチが減るような気がします。
販売する側でありがちな「こんなに素晴らしい商品なのに売れない」というのは、買い手側の心理をうまく掴めていないからなのですね。
このへんは非常に勉強になるところ。

直接的な対面営業だけではなく、webサイトから物販する、とかそういったところでも役に立ちそうです。
商品の素晴らしさを推すのではなく、この商品を購入することでいかに購入者が幸せになれるのか、そこにフォーカスすること。
うん、勉強になる。

「モノを売る」ということに関わっている人は一読の価値ありです。
販売スキル、営業の思考法、コツのようなものが掴めると思います。


(書籍・kindle両対応)


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