一月十五日(成人式)と、四月一日(入社式)に新聞に掲載されるサントリーの広告をご存知でしょうか。
こちらは2013年4月1日に掲載された広告。
作家の伊集院静さんが若者向けに短いメッセージを書いているもので、これが三十過ぎた今でも心に染みるわけです。
それらの何年かの広告がまとめられたものがこちら。
伊集院静「贈る言葉」
広告を知ってからこの時期は見逃さないようにしていて、恐らくは全てリアルタイムで見ているのですが、見返してみてもやっぱりとてもいい!
帯に「人はいくつになっても、迷う」とありますが、本当にそれを実感するくらい成人から10年経った今でも刺さります。
これ、きっとあと10年してもあれこれと思い悩んだりしていて、読み返してみて、じんわりと心が暖まるんだろうな、と。
バーで独り、お酒を傾けながら静かに読みたい。