社会人だからというのもあるかと思うのですが最近は働き方の本がとても面白いです。
もくじ
働き方本ブームが示すモノ
現状維持の先にある未来
世界を変える3つの革命的変化
新しい働き方を模索する若者たち
「ふたつの人生を生きる」
求められる発想の転換
オリジナル人生を設計するために
気になった
70歳まで働くということ
カーン・アカデミーという無料の教育サービスの登場
人生が100年になり80歳まで働かなければならない時代になれば働く期間は57年。そんなに長い間一つの職業に就いていると想定するのはほんとうに現実的か
どこに住み、どんな仕事をしたいか、どの程度の時間働きたいか、どれくらいの収入が欲しいかなどが、半世紀も変わらないと想定するのは無茶
ストックは少ないけれどフローは持っているという人
大企業を辞める人が重視する価値
ポイントは需要ギャップ
お金がなくても生きていける日本
40代で働き方を見直す(3つの選択肢)
机上の検討でいいから一度は考えてみよう
本気のワークライフバランス
自分の意志を持って働き方を設計する
未経験の間はものすごく怖いけれど一度経験すれば、なんのことはない
世の中には所属組織がないと不安でたまらないという人もいる
手に入れたい生活イメージが具体的に想像できているか
感想
全体的に印象が強い部分が多かったのですが一番痛快だったのはワークライフバランスの部分。
人生の中盤で働くスタイルを変更することができれば、私たちは「本気の」ワークライフバランスを実現することができます。
「本気の」と書いたのは、水曜日がノー残業デイだとか、男性も数ヶ月の育児休暇が取れますなどという話と区別するためです。
残業なんて週に1日くらいなくてあたりまえだし、法律や就業規則で定められた育児休暇は取れて当然です。
自分がちょっと社畜的な立場のせいか、これは痛快だなあとw
なんとなく流されるままに「こういうもんなんだ」と納得している働き方も「ちょっとおかしいよ」という切り口で入ってきていてとても心地良いです。
現代は今までとは違う働き方の出来る地盤もできつつあるので書いてある内容にいちいち説得力がありますね。
あとは、自分がどういう生活を理想としているのか、そこに「エイッ!」と飛び込めるのかどうか(ここの「一瞬」のハードルが高いw)。
働き方に疑問があったり、人生設計を考えなおす、という人は読んでみると面白いと思います!
“ちきりんの「ワークライフバランス」の話にシビれる。「未来の働き方を考えよう。人生は二回生きられる(ちきりん)」” への2件のフィードバック