あいからずの宮原るり節。
笑いあり、シモネタあり、いい話ありの三拍子揃った素敵な作品。
特に面白かった話
・真弓さんのプチ同窓会(4〜5話)
・学園祭(6〜8話)
・馬渕さんが遊びに来る話(9話)
感想
真弓さんのプチ同窓会については、真弓さんのぶっきらぼうだけど無自覚にカッコイイ描かれ方がいい。
学園祭はモブキャラの安藤さんがかわいい。あの直線で明るい感じがいい。
モブキャラって陰がなくて素敵よね。
そしてラスト、馬渕さんが河合荘に遊びに来る話。
ラストシーンの住子さん、そして住子さんに対してのシロさんの立ち振舞いがとてもいい。
シロさんって物語内で完全な変態立ち位置なんだけど、すごくスパイスの効いた一コマがあったりするのよね。
シロさんを掘り下げていくときっといろんな過去があったりするんだろうけど、そこは敢えて(今のところ)書かない宮原るり先生の描き方がまたいいわけで。
それぞれのキャラクターが細々した所でカッコよくて魅力的。だから冗長じゃなくて、楽しい。
はやく続きが出ないかな。
“シロさんの立ち振舞いが秀逸!僕らはみんな河合荘4巻(宮原るり)” への1件のフィードバック