あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
正直なことを言います。働かないで過ごしたいですw
仕事については色々と合理的ではなかったり、納得の行かないこともたくさんあるんだけど、その一つが環境の問題。
特に日本の企業で多いとされている「サービス残業」などの問題は皆がモヤモヤしているのに解決ができない。
そんな問題にズバッと斬り込んだとてもいい本。
もくじ
あ、今日は用事があるんで定時に失礼しますーここがヘンだよ日本人の働き方
いえ、それは僕の仕事じゃないんでー日本のガラパゴス労働を支える「社畜」
はい、将来の夢は毎日ゴロゴロ寝て暮らすことです!
えー、「従業員目線」で考えますと・・・ー脱社畜のための8カ条
気になった
「社会人としての常識」は合理的な説明ができない理不尽な慣習
業務時間外に会議を入れられる
仕事が好きで仕事に打ち込みたいという人は別にそれでもいい。ただ他の価値観を排除するような風潮は明らかにおかしい
日本的雇用システムが崩壊してしまった以上、もう「社畜」として会社に必死に尽くす意味はない
最悪の場合には逃げられるように退路を確保してから、思う存分しがみつく
ゾンビ型社畜
「自分は本当に仕事にやりがいを求めているのか」というところから冷静に自己分析をする
つらくてもう限界だと思った時には、無理せずに逃げるべき。それは甘えでも何でもない
会社を「取引先」のように考える
いつでも会社(取引先)を移れること前提
自分が勤めている会社への依存度をできるだけ少なくしておく
もっと自分の価値観に正直に、自分のために生きましょう
感想
書いてあることが気持ちのいい本でした!w
読んでいる時にあまりにも会社の「あるある」が納得出来すぎて自分の中のネガティブなオーラがドロッと身体の中から出てくるような感覚を覚えましたw
どす黒い気持ちを嘔吐しているような感じw
こういうの、本当に皆がそう思っているであろうことなのにどうして改善されないんですかね。
働くことって人生の中でも大きな一部分を占めることだと思うので、もし会社勤めでモヤッとしていて日々悶々としているのであれば一度読んでみることをおすすめします。
「自分の価値観に正直に」ということが書かれていましたが、実際に自分の心を殺して働いていることも多いんじゃないかなとなんとなく感じました。
おすすめの一冊。