クレディセゾンの社長の本。
実力があるであろう人の「運」「ツキ」の考え方について知りたかったので購入。
もくじ
勝運の引き寄せ方は「勝つ」にこだわること
「運とツキの法則」を知る
勝負に勝つための「人間力」を高める
究極の運とツキは「情熱」以外にない
成功を導くためには人材を育てる
運とツキをまねくリーダーシップとは
気になった
「勝ちたい」ではなく「勝つんだ」で運とツキが変わる
常に運とツキの行方を注視する感性を磨く
一流と二流の差は自分の成功イメージを持つか持たないか
物事に悲観的になっている人やしょげている人には決して運とツキはおとずれない
どうしてこれが流行っているのかを自分なりに考える
成長を支えるキーワードは「人間力」
目標は具体的に数字を入れてシンプルにする
他人の長所をきちんと観察しているか。それを盗んで自分のものにしているか
与えられた八時間という時間をいかに無駄なく過ごすかを考えていくこと
他人の長所を評価し、弱点をあげつらわないこと
感想
全体的には普通のビジネス本に近い感覚を覚えてしまうのですが、細かい部分のこだわりが興味深いですね。
特に気になったのがきちんと時流を観察する部分で「どうしてこれが流行っているのかを自分なりに考える」というところ。
歳を重ねてくると流行やトレンドを見て「こんなものが流行るなんて」と批判的になってしまいがちですが、なぜ流行っているのかを冷静に判断していくことによって今の時流を掴むこともできます。
実際に企業が生き残っていくのであれば時流をつかんでいないと難しい部分もありますし、人間関係を取ってみても時流が分かっている方がうまくいくことも多いですし。
シンプルながらも考え方や生き方として読んでいて面白い本。