電子書籍の広告に掲載されていて気になったので読んだ本。
最初「身分違いの恋」(言い回しが古いですがw)のような話かと思ってたのですが、1巻読んでいるともうちょっと別の要素もありそうな感じ。
あらすじ
中卒で働いている真実(まこと)が工場での学歴にまつわるある出来事をきっかけに通信制高校に妹と通うという話。
そこでお嬢様の逢澤莉央と出会って・・・
もくじ
入学式
同級生
レポート
支部会
感想
1巻だと話の始まりということで明らかにされていない裏側の部分が隠れてるんじゃないかと色々と想像していますw
自分が比較的いい歳になってきたからかもしれませんが、恋愛要素よりも「工場長はなぜ友人の息子を工場に入れたのか、そして真実の仕事のポジションを取らせたのか」が気になって仕方ないです。
工場長は真実が工場に入った時にはかなり粋なはからいをしていたわけですよ。
犯罪者の息子ということを履歴書に書いていた真実に対してこんなことを言っていました。
「そんなことわざわざ履歴書に書く奴があるかよ。これじゃ落とされても文句言えねーぞ?」
「真面目にやれよ、真実」
「真面目にやって誰にもお前を笑わせんな」
そしてその働きを評価して「指揮係」まで行かせようとしたその矢先のポジションチェンジなので、ここが気になって仕方ない。
言い訳をすることも当然できる。言い訳でなくとも本当のことを伝えることはできる。ただ、それはしていない(「本当のこと」という何か背景がある前提で話していますが)。
工場長の意図は一体何なのか、どういうところから今回のような行動を取っているのか。
その見せ方によってはもう工場長の立場ので共感を得てしまうかもしれませんw
ひとまず気になるので2巻を購入してみようと思います!
(本書のヒロインである莉央については一切の言及がなくなってしまったので軽く触れておくと、ツンツンしてますがまあ良いキャラなのかなとは思いますw)
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“【工場長の立場からの視点が気になる】中卒労働者から始める高校生活/佐々木ミノル” への1件のフィードバック