地球の食卓 世界24か国の家族のごはん|ピーター・メンツェル+フェイス・ダルージオ 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 24 日 本 地球の食卓―世界24か国の家族のごはん 文化・生活と食とは切っても切れない関係なんだなあ、というのを実感しました。 タイトルの通り、食事に焦点を当てた本です。30家族の一週間分の食料を撮った写真が圧巻です。生ものまで […] 続きを読む
死ぬことと見つけたり|隆慶一郎 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 18 日 本 死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫) 読み終えて、ふう、とため息をつきました。 未完の作品でした。隆慶一郎氏の急逝により、残りの三話(十六話~十八話)が書かれないまま終わってしまっていました。 ああ残念。 せ […] 続きを読む
アサッテの人|諏訪哲史 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 16 日 本 アサッテの人 (講談社文庫) 「私」の書いた小説という形式でつづられるこの作品は、芥川賞、群像新人文学賞ダブル受賞という輝かしい経歴を持つそうです。 そう言えば、名前を聞いたことはあるな、と手にとって、読んでみることに […] 続きを読む
新装版 夢幻外伝Ⅰ|高橋葉介 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 14 日 本 《新装版》夢幻外伝I (ソノラマコミック文庫) 漫画について書くのは初めてです。 分類するなら、ホラー漫画でしょうか。 黒衣の男、夢幻魔実也が怪奇事件を解決していく、というシリーズものです。これがまた、奇妙な世界観 […] 続きを読む
白髪鬼|岡本綺堂 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 12 日 本 白髪鬼 新装版 (光文社文庫) 先日読んだ、岡本綺堂の語り口にひかれ、次いで、「怪談コレクション」なる副題のついた本を購入しました。 うん、やはり岡本綺堂の怪談は面白い。私好みです。 十三篇からなる短編集です。淡々 […] 続きを読む
夜間飛行|サン=テグジュペリ,堀口大學訳 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 10 日 本 夜間飛行 (新潮文庫) 「星の王子さま」は高名ですが、その他の作品は、意外に読んだことがない人が多いのではないでしょうか。 ということで、夜間飛行、読んでみました。 主人公は、郵便飛行業の支配人リヴィエール。彼は、非 […] 続きを読む
龍宮|川上弘美 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 8 日 本 龍宮 (文春文庫) 不思議な短編集です。 私が初めて川上弘美の小説に触れたのが、人間と異界の生き物とのかかわりを描いたこの作品集です。 イカカレーラーメンを食する、男の姿をした蛸の話、何代も前の先祖に恋する女性の話 […] 続きを読む
家畜人ヤプー|沼正三 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 6 日 本 家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫) 作者は変態だ、と断言できます。でも、天才でもあるのです。 全五巻で販売されていましたが、一気読みしました。どこからこの発想が出てくるのやら、という感じです。 一九六× […] 続きを読む
びっくり館の殺人|綾辻行人 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 4 日 本 びっくり館の殺人 (講談社文庫) 本格推理の名手、綾辻行人の「館シリーズ」です。 お屋敷町にある、びっくり館と呼ばれる館に住む少年・古屋敷俊生と親しくなった「ぼく」は、俊生の誕生パーティーに呼ばれ、そこで俊生の祖父と […] 続きを読む
有頂天家族|森見登美彦 更新日:2014 年 8 月 11 日 公開日:2010 年 9 月 2 日 本 有頂天家族 (幻冬舎文庫) 実のところ、私は森見登美彦があまり好きではありませんでした。「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」を読んで、ちょっと狙いすぎ感のある文体が気になって気になって。 なのですが、この話は面白く読め […] 続きを読む