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プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術

仕事で文章を書くことがあるけども上司に「わかりにくい」と怒られたり「日本語がおかしい」という人は多いのではないでしょうか?
今回紹介するこの本はライフハッカーというメディアで書評を書いている印南敦史さんの本。
月におおよそ20本近くの書評を書くというお仕事をしている立場から「どうやって伝わる文章を書くのか」や、本の読み方についてまとめられています。

 

もくじ

プロ書評家が教える読書術・時間術

読み手の視点に立つ

大切なのは「伝える」こと

「読ませる」文章の書き方

対談「ライティングで大切なことって何ですか?」(ライフハッカー日本版編集長・米田智彦×印南敦史)

 

気になった部分と個人的な所感

「どんな人が読んでいるんだろう?」を意識する
ブログを書く際にこのへんの意識は意外といい加減だったなーと反省…
「性別」「年齢」「立場」を想定する

頭のどこかに「見つけたい」という気持ちが隠れている
斜め読みをしていても自分のほしい情報は必然的に入ってくるということ。
私もサクサク読んでいく派なのですが、それは「まじめに読み込んでいても全部記憶するのは不可能」と感じているからです。
あとは記憶していなくてもいざという時にその辺の知識って出てくるんですよね。頭の中の引き出しに眠っているというか。

孫正義が実践してきた「4つの仕事術」に学ぶ
「孫正義『リスク』を『成功』に変える28のルール」という本の書評を記事にした時のタイトルです。
どうやってそのようなタイトルにしたのかの経緯が書いています。

「表現する」のではなく「伝える」
作中の見出しですがそれだけで心にズンとくるものがあります。
こういったブログを書いていると「伝える」というよりも自己満足的ないわゆる「ポエム」になりがちなので気を付けねば…

本当にいい文章とは平易なことばを使った読みやすく、理解しやすいもの
これは激しく同意。仕事でも横文字をひたすら使いたがる人がいますよね。あれは本当に親切じゃないんじゃないかなと。

書き手の思い入れなんて興味ない
前述の「表現する」のではなく「伝える」に似てますね。

一見するとビジネスパーソンには関係なさそうなものだったとする。でもそういうものでも少しだけ視点を変えると日常的な業務に応用できることがある。
私は特にマンガにこの観点を持ち込むことが多いです。
例えばこれ。
実力がそれほどないのに上司になってしまったと感じるときに読む本。弱虫ペダル(28)。手嶋純太の名言集

マンガと実生活を結びつけるなんて!と思う人もいるかもしれませんが案外勇気づけられたりもします。

 

まとめ

同意できる点もあり、まだまだ自分に全然足りていない点もあり…
ひたすら日々考えて研鑽しながら鍛えていくものなので、私もこの本で学んだことを地道に実践していきたいと思います。
具体的なテクニックに触れられているのでおすすめ。


(書籍・kindle両対応)

それにしても「ユーザーを想定しているか?」というのが盲点で、このブログってそこを無視したポエムになりつつあるよなーと反省w
研鑽していきます。