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アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 (扶桑社文庫)

前回「落ち込んだ時に繰り返し読み直す。絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.8) /山田玲司」を読んだ際に「気になった」に書いたのですが、エリコ・ロウさんの書籍を購入してみました。

民族的な伝承を中心に人間の原点を考えさせられる一冊。

 

もくじ

人生の高み月

清めと再生の月

囁く風の月

風よけ月

待ち月

植え月

巣立つ鷲の月

実り月

恵みの月

長い髪の月

巣立つ鷹の月

尊敬の月

ひとの月

 

感想

いつものように「気になった」と抜粋してしまうとほぼネタバレのような感じになってしまうので感想を。

多分、ここで出てくるアメリカ・インディアンの生活と今の自分の(こうやって都心でネットを弄っている)生活とは全然スタイルが違うでしょうし、作中に出てくる伝承の話などはもっと過去に遡るのでますます乖離があるかと思います。
そんな中、人間の原点により近いところにいるのはどちらなのか?と考えるとアメリカ・インディアンの方なんじゃないかと。
(ちょっと例えが陳腐だなーw)

人間が生きていく上で、ものすごくシンプルな、原点の考え方といいますか。
いや、多く語るものではないのかなこれ。

伝承の引用(抜粋?)は至ってシンプルな言葉が多く、ただ、シンプルだからこそ感じるものも多い。

心をシンプルに、クリアにしたい時に読みたい。