これ、表紙が可愛いと思うわけじゃないですか。
でも読了した後にこの表紙見ると「うわあ」ってなるw
いやよく見たら気づくんだけども。本当に「うわあ」と。
もくじ
一件目 首の皮一枚を超えた日
二件目 爆死病
三件目 イカスミ滴る同級生
四件目 おおきいおんなのこ
五件目 夏の終わり
六件目 あいにいくよ
七件目 私を信じて
一つの街をテーマにしたそれぞれのお話。
基本的には可愛い女子高生が話の主役。
(六件目「あいにいくよ」だけ違う。男子高校生)
感想
一言で言うと「カオス」ですねw
なんだろう世界観としてきちんと成り立っているんだけど、もうなんというかメチャクチャで面白い。
あと結構なグロというか、普通に血や死が出てきたりするので苦手な人は注意が必要かも。
(とは言っても人間の「死」って概念を飛び越えちゃってる感はありますけども)
ほんと、なんというか可愛い女の子が主人公(絵柄が可愛い)というのが救いw
***
よくよく考えてみると過去の作品でも普通に人がバタバタ倒れていったりするので(しかもやっぱり可愛い女の子が主役)、このへんは阿部洋一先生の作風なんですかね。
日常を完全に飛び越えちゃってる世界観があって好き嫌いが完全に分かれそうな作品。
僕はこういうの気になってついつい読んじゃう側ですがw
続編あるのか、というのと別マガで連載してるんだという驚きもあるw
(書籍・kindle両対応)
追記
阿部洋一先生の作品は過去に「バニラスパイダー」「血潜り林檎と金魚鉢男」も読んだのでこちらもよろしければどうぞ。
阿部洋一「血潜り林檎と金魚鉢男」の林檎がかわいい
→スクール水着着た女の子が主人公
【感想】阿部洋一先生の「バニラスパイダー」が秀作。
→女子高生が主人公。(男の方が主役かもだけど)